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最高に格好いい87歳、伝説の元刑事。
●ネルソン・デミル推薦――「自分が87歳になったときには、バック・シャッツのようでありたい。」
捕虜収容所でユダヤ人のあんたに親切とはいえなかったナチスの将校が生きているかもしれない──臨終の床にある戦友からそう告白された、87歳の元殺人課刑事バック・シャッツ。その将校が金の延べ棒を山ほど持っていたことが知られ、周囲がそれを狙いはじめる。そしてついにわたしも、孫とともに宿敵と黄金を追うことになる……。武器は357マグナムと痛烈な皮肉、敵は老い。最高に格好いいヒーローを生み出した、鮮烈なデビュー作! 訳者あとがき=野口百合子
*第1位『IN★POCKET』2014年文庫翻訳ミステリーベスト10/読者部門
*第4位『IN★POCKET』2014年文庫翻訳ミステリーベスト10/総合部門
*第5位『このミステリーがすごい!2015年版』海外編
*第5位〈週刊文春〉2014ミステリーベスト10 海外部門
*第5位『ミステリが読みたい!2015年版』海外篇
*第10位『IN★POCKET』2014年文庫翻訳ミステリーベスト10/翻訳家&評論家部門
ダニエル・フリードマン
メリーランド大学、ニューヨーク大学ロースクールに学ぶ。ニューヨークで弁護士として働くかたわら、2012年に『もう年はとれない』で作家デビューを果たし、マカヴィティ賞最優秀新人賞を受賞。同書は、「ハリー・ポッター」シリーズや「シャーロック・ホームズ」シリーズを手掛けた映画プロデューサー・脚本家のライオネル・ウィグラムにより映像化されることが決定している。
野口百合子
(ノグチユリコ )1954年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。出版社勤務を経て翻訳家に。フリードマン「もう年はとれない」「もう過去はいらない」「もう耳は貸さない」、ボックス「発火点」「越境者」、パーキン「小鳥と狼のゲーム」など訳書多数。