ハリー・クバートジケン

ハリー・クバート事件〈上〉

ジョエル・ディケール
橘明美


在庫あり

定価:1,078円 (本体価格:980円)

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ハリー・クバート事件〈上〉

ジャンル
海外ミステリ > ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:500ページ
初版:2016年11月11日

ISBN:978-4-488-12104-4
Cコード:C0197
文庫コード:M-テ-15-1

写真:(C)MITSUHIRO OUCHI/a.collectionRF/amanaimages
装幀:中村聡


内容紹介

アカデミー・フランセーズ賞受賞
高校生が選ぶゴンクール賞受賞

デビュー作でベストセラー作家となったマーカス・ゴールドマンは、第二作の執筆に行き詰まっていた。大学の恩師で国民的作家のハリー・クバートに悩みを打ち明け助言を求めていたが、その師が、33年前に失踪した美少女ノラの殺害容疑で逮捕されてしまう。庭からノラの白骨死体が発見されたのだ! 恩師の無実を信じるマーカスは、事件について調査し、一冊の本にまとめ上げるが……。年末ベストランクインの傑作、待望の文庫化。


ジョエル・ディケール

1985年ジュネーブに生まれる。ジュネーブ大学で法学を学ぶ。2005年に書いた短編でローザンヌの若い作家のための国際文学賞を受賞。2010年には第一長編で、ジュネーブ作家協会賞を受賞。『ハリー・クバート事件』は2012年にアカデミー・フランセーズ賞、高校生が選ぶゴンクール賞を受賞。舞台となったアメリカ、ニューイングランド地方は、子供時代から毎年、夏を過ごしてきた土地。


橘明美

(タチバナアケミ )

仏語・英語翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒業。訳書にC・アルレー『わらの女』、P・ルメートル『その女アレックス』、S・ピンカー『人はどこまで合理的か』他多数。