ミステリーズ

ミステリーズ!vol.32 DECEMBER 2008


ミステリーズ!vol.32 DECEMBER 2008

ジャンル
国内ミステリ > ミステリーズ!

判型:A5判並製
ページ数:320ページ
初版:2008年12月15日

ISBN:978-4-488-03032-2
Cコード:C0093

装画:トヨクラタケル
装幀:WONDER WORKZ。


内容紹介

■あの『ラストホープ』の3人組がパリへ上陸。なにやらきな臭いにおいが……。待望の新連載スタート、浅暮三文「パリでザグバグ ラストホープ2」■怒れる柚木は、事件の真相を暴けるのか? 大幅増で贈る連載最終回、樋口有介「捨て猫という名前の猫」■第18回鮎川哲也賞・第5回ミステリーズ!新人賞贈呈式レポート■大塚明夫、納谷六朗両氏に直撃! ドラマ「フロスト警部」吹替声優インタビュー■修道女フェィデルマ再登場! ピーター・トレメイン「大王廟の悲鳴」■隔号連載第2回 西條奈加「蝉の赤」、吉永南央「ジロ」ほか


目次

第18回鮎川哲也賞・第5回ミステリーズ!新人賞贈呈式レポート
ドラマ「フロスト警部」吹替声優インタビュー


【新連載】
浅暮三文 パリでザグバグ ラストホープ2
●あの『ラストホープ』の三人組がパリへ上陸。新連載スタート!!


【連載】
芦辺 拓 綺想宮殺人事件 第四回
●人体自然発火に続き、またしても『元素』を巡る悲劇が起きた。森江は数秘学を用いて推理を試みるが……

加藤実秋 こちら万来軒探偵事務所 第二回
●万来探偵事務所が巻き込まれたトラブルに朋哉は? 

北森 鴻 うさぎ幻化行 第十四回
●ふたたび北の地を訪れるリツ子。音風景の地で思いを馳せるが……

樋口有介 捨て猫という名前の猫 最終回
●哀しい事件は最終局面へ。大幅増ページで贈る連載最終回

皆川博子 双頭のバビロン 第三回
●存在がなきものとされたゲオルグの半身。彼は天使と小人の子・ツヴェンゲルと出会う

北山猛邦 人形の村
●白瀬の大学時代の友人がもたらした呪いの人形の謎。えっ、怖いよう

西條奈加 蝉の赤
●コンクール入賞絵画作品が、無惨にも破れてしまった。今度はお蔦さんが望の文化祭で活躍!

吉永南央 ジロ――Jilo Morro Redondo―
●一〇二号室に入居した日系ブラジル人・マルシオを巡る事件。ランタン楼シリーズ第二回



【読切短編】
竹内 真 チェスセットの暗号 珊瑚朗先生無頼控
●サンゴ先生ふたたび! チェスセットに仕込まれた暗号にミューズの面々は?

津原泰水 也寸美くんの祝辞
●ベストセラー作家の元を訪れたぺてん師也寸美くん。大好評シリーズ第二弾

ピーター・トレメイン 大王廟の悲鳴 甲斐萬里江◎訳
●万聖節の夜に起きた殺人事件。〈修道女フィデルマ・シリーズ〉


【連載コミック】
いしいひさいち 34の瞳
芳崎せいむ    鞄図書館[十三冊目]


【評論】
東 浩紀 セカイから、もっと近くに!――SF/文学論 第七回 法月綸太郎と恋愛の問題(3)
千街晶之 原作と映像の交叉光線 第十回 海峡を越えた女王――『ゼロ時間の謎』
福井健太 本格ミステリ鑑賞術 第二十一章 パズルとミステリの間


【エッセイ】
井上尚登  私がデビューしたころ 反省の日々
滝田務雄  私の一枚 『暗闇でドッキリ』
深水黎一郎 ミステリーズ・バー 登場人物に何を飲ませるか?


【ブックレビュー】
新野剛志 私の一冊 『こびと殺人事件』
杉江松恋 路地裏の迷宮踏査32 ヒラーマンの偉大な箱庭 

宮脇孝雄 『造花の蜜』 連城三紀彦
若竹七海 『踊るドルイド』 グラディス・ミッチェル
中村有希 『黒百合』 多島斗志之
戸松淳矩 『チャイルド44』 トム・ロブ・スミス


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