レオントマホウノニンギョウツカイジョウ

レオンと魔法の人形遣い〈上〉

アレン・カーズワイル
大島豊


レオンと魔法の人形遣い〈上〉

ジャンル
ファンタジイ > ユーモア・ファンタジイ
レーベル
創元ブックランド

判型:四六判上製
ページ数:234ページ
初版:2006年1月31日

ISBN:978-4-488-01938-9
Cコード:C0097

装画:黒瀧顕
装幀:藤田知子


内容紹介

どんなペットも人間も大歓迎のへんてこなホテルに住むレオンは、ニューヨークの小学校4年生。タクシー運転手の出身国コレクターで、ポテトチップの味ききの名手だ。そんなレオンが通うのは、指先の器用さを何より重んじる中世風の授業をおこなう学校。針仕事にとり憑かれた担任(カツラ疑惑あり)が授業で出す課題のぬいぐるみを上手に縫えず、留年すれすれだ。だが製氷器〈氷の女王〉による睡眠妨害を克服し、魔法の力を手に入れたことで……。3部作開幕! 本文挿絵=Bret Bertholf



アレン・カーズワイル

アメリカとヨーロッパで育ち、フリーランスのジャーナリストとして10年の経験を積んだのち小説家となる。1992年に『驚異の発明家(エンヂニア)の形見函』でデビュー。ドイツ、フランス、ロシアなど12カ国で出版され、国内外の批評家の絶賛を浴びる。グランタ誌の「アメリカでもっとも有望な若手作家」に選ばれ、アイリッシュタイムズ文学賞、メディシス賞などの候補となった。ニューヨーク公立図書館の研究員として過ごした経験をいかし『形見函と王妃の時計』(2001年)を執筆後、初の児童書『レオンと魔法の人形遣い』を刊行。ロードアイランド州プロヴィデンス在住。