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長い眠りからさめたリストの自筆の総譜。その演奏を聴いた天才ピアニストにして豊かな共感覚の持ち主サラ・ダルビーは、母から譲り受けたペンダントに刻まれているものと寸分違わぬモノグラムが目の前に浮かぶのを見た。さらに続いて現れた衝撃的な一篇の詩が、サラを嵐のただ中に投げ込む。何者かがリストの楽譜を奪おうと、サラの命を執拗に狙う。エンデに続く現代ドイツ文学の旗手が贈る、きらびやかな謎と音楽に満ちたミステリ。
酒寄進一
(サカヨリシンイチ )ドイツ文学翻訳家。和光大学教授。主な訳書に、コルドン〈ベルリン三部作〉、ヘッセ「デーミアン」、フォン・シーラッハ「犯罪」「神」、ノイハウス「深い疵」、カシュニッツ「その昔、N市では」、ラーベ「17の鍵」などがある。