クリストファー・プリースト
1943年、イギリスのチェシャー州生まれ。語り/騙りの技法を駆使した文芸性豊かなSF、幻想小説を執筆し、好評を博す。65年、Impulse誌に短篇“The Run”を発表しデビュー。74年、『逆転世界』で英国SF協会賞、96年、『奇術師』で世界幻想文学大賞、2003年『双生児』で英国SF協会賞およびアーサー・C・クラーク賞、11年に発表した『夢幻諸島から』では英国SF協会賞、ジョン・W・キャンベル記念賞をそれぞれ受賞する。現代の英国SFシーンを代表する作家の一人である。
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【英国SF協会賞受賞】要塞のごとく閉ざされた都市は、レール上を移動し続ける。その名も〈地球市〉。鬼才が紡ぎ出す、きわめて異様な世界。傑作!
それは未来予測のための画期的な計画だった――神経催眠装置につながった39人の男女の無意識が、平和で牧歌的な150年未来の町を創り、この想像の世界で現実同然に生活し現実世界に帰還するのだ。だが一人の男がこの夢の世界にとどまり、帰還しなかった。
孤独なセールスマンの青年エドワードの、時空を超える機能を備えた発明品のせいで、彼と大科学者の秘書アメリアは、遠未来や火星を旅する羽目になり……。鬼才プリーストがウェルズに捧げる、郷愁と冒険の空想科学綺譚。
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