山沢晴雄
(ヤマザワハルオ )1924年大阪府生まれ。51年、《宝石》20万円懸賞短篇コンクールに投じた「砧最初の事件」「仮面」が《別冊宝石》に掲載される。翌年、「仮面」が佳作入選。53年には「銀智慧の輪」が第一席入選、54年には「死の黙劇」が佳作入選。2007年に初の著書『離れた家 山沢晴雄傑作集』(日下三蔵編)を刊行、08年版『このミステリーがすごい!』国内編第6位にランクインした。13年没。
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昭和58年11月。砧が知人に紹介されたのは、才色ともにずば抜けた彼の妻・涼子だった。自分以上の推理力を披露する彼女に惹かれた砧は、彼女とある犯罪を間に挟んだ知恵比べに挑むことに──。
生涯に亙って緻密極まりない作品を執筆、巨匠鮎川哲也も畏敬した本格推理作家、山沢晴雄。その作風を一望できる作品を精選して贈る。第一巻は名探偵砧順之介登場の五編ほか。
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