渡辺温
(ワタナベオン )1902年北海道生まれ。探偵小説家の渡辺啓助の実弟。24年、慶應義塾高等部在学中に「影」がプラトン社の映画筋書懸賞募集の一等入選となる。27年、『新青年』編集長だった横溝正史の助手として博文館に入社する。翌年退社したものの復職し、30年、谷崎潤一郎宅からの帰途で遭遇した列車事故のため27歳で逝去した。没後、薔薇十字社より『アンドロギュノスの裔』が刊行される。
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横溝正史の右腕として『新青年』の編集に携わり、創作・翻訳に精力を傾ける中、わずか二十七歳で逝った天才作家・渡辺温の傑作を集成。全編初出誌のテキストを校訂して贈る。
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