高空飛行に挑むパイロットが目撃した怪物たちの世界「大空の恐怖」や、邪眼に操られる男のゆくたてを克明に綴る「寄生体」など、怪奇小説作家ドイルの面目躍如たる諸作を収める。
ジェイムズの怪談に描かれる恐怖はいずれも鮮烈で、幽霊や妖怪はその手で触れてきそうなほどになまなましい。第2巻には古書市で入手した日記が招く恐怖を描く傑作「ポインター氏の日記帳」、見えざるものが見える双眼鏡の怪「丘からの眺め」など21編を収録。
近代英国怪奇小説の祖、ジェイムズの短編怪談を全2巻に収録。第1巻では、名作「マグナス伯爵」をはじめ、「十三号室」など古物・古書趣味に彩られた15編を新訳でおくる。
本邦ホラー屈指の傑作として名高い表題作と、都会の片隅に芽生えた悲しくも不可思議な恋の物語「エイプリル・フール」の創作全二篇に、英米の怪奇作家と……
あのコナンの生みの親としてあまりに名高い著者ハワードが、畏友H・P・ラヴクラフトに触発されてものした〈クトゥルー神話〉譚の数々。名作「黒の碑」「妖蛆の谷」「大地の妖蛆」……
クトゥルー神話の創造主にして20世紀最高の怪奇小説家ラヴクラフト。本書には、ランドルフ・カーターを主人公とする一連の作品、および、それと関連する初期のダンセイニ風掌編を収録。猫を愛す……
虚空に黒の光芒を放つ巨星ラヴクラフト。Uボート艦長が深海の底でアトランティスに遭遇する「神殿」、医学生のおぞましい企てを描く「死体蘇生者ハーバート・ウェスト」など8編。
クトゥルー神話の創造主にして20世紀最高の怪奇小説家ラヴクラフト。ヒマラヤすら圧する未知の大山脈が連なる南極大陸。その禁断の地を舞台に、著者独自の科学志向を結実させ……
ラヴクラフトが多大な影響を受けた鬼才W・H・ホジスンは、異界への憧憬と恐怖を大海原に求めた。本書は、闇の海に聞こえる奇妙な声が、とある島の怪異を語る傑作など全8編。
クトゥルー神話の創造主にして20世紀最後の怪奇小説作家ラヴクラフト。その全貌を明らかにする待望の全集――本巻には、アーカムやアヴドゥル・アルハザードが初めて……
装画片腕の老船長が語る奇怪な話「胸像たちの晩餐」、コルシカの復讐譚に材をとった「ビロードの首飾りの女」など、『オペラ座の怪人』で知られる文豪の手腕が発揮された恐怖綺譚集。
宇宙的恐怖にみちた暗黒世界への鍵ともいうべき「クトゥルフの呼び声」、魔神の秘密を知った青年を襲う恐るべき出来事を描いた傑作「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」を収録。
幻想と怪奇の作家ラヴクラフト。その文庫判全集第1巻! 彼の生みだしたクトゥルー神話が怪しく息づく傑作「インスマウスの影」そして「闇に囁くもの」など4編。
正統派ホラーの第一人者として他を圧する著者の傑作集。夜な夜な窓辺に現われる白い手、犬に化身した父親の遺志、亡霊に恋人をとられた画家の怨念、恋人の血を吸う美貌の令嬢など、その真価を伝える7編。