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判型:文庫判
ページ数:462ページ
初版:2014年11月21日
ISBN:978-4-488-52503-3
Cコード:C0193
文庫コード:F-い-2-2
装画:羽住都
装幀:内海由
●妹尾ゆふ子氏推薦――「こういうファンタジーを読みたかった という作品に出合えるのは、非常な幸せである。」
こんなにも禍々しく怖ろしい太古の闇に、なぜ誰も気づかないのか。繁栄と平和を謳歌するコンスル帝国の皇帝のもとにある日献上された幸運のお守り〈暗樹〉。だが、それは次第に帝国の中枢を蝕みはじめる。自らのうちに闇をもたぬ稀有な魔道師レイサンダー、心に傷を抱えた書物の魔道師キアルス。若きふたりの運命が交錯する。人々を破滅に導く太古の闇を退けることはかなうのか? 『夜の写本師』で読書界を瞠目させた著者の第二作。解説=妹尾ゆふ子
乾石智子
(イヌイシトモコ )山形県生まれ、山形県在住。1999年教育総研ファンタジー大賞受賞。スターウルフで目を覚まし、コナン・ザ・バーバリアンから最初の一歩を助けてもらった。著書に『夜の写本師』『魔道師の月』『太陽の石』『オーリエラントの魔道師たち』『紐結びの魔道師』『沈黙の書』『赤銅(あかがね)の魔女』『白銀(しろがね)の巫女』『青炎(せいえん)の剣士』『イスランの白琥珀(こはく)』『神々の宴』『久遠(くおん)の島』『闇の虹水晶』『滅びの鐘』などがある。