オーリエラントノマドウシタチ

オーリエラントの魔道師たち

  【単行本版】

乾石智子


オーリエラントの魔道師たち

ジャンル
ファンタジイ > ファンタジイ
ファンタジイ > 短編集

判型:四六判仮フランス装
ページ数:248ページ
初版:2013年6月28日

ISBN:978-4-488-02715-5
Cコード:C0093

装画:羽住都
装幀:内海由


内容紹介

人はいかにして魔道師となるのか。紐を様々に結ぶことで魔法をかけるテイクオクの魔道師と貴石占術師の魔道くらべ「紐結びの魔道師」、女たちの密かな魔法組織を描く「闇を抱く」、死体を用いる姿なきプアダンの魔道師の復讐譚「黒蓮華」、そして魔法ならざる魔法をあやつるもの、もうひとりの〈夜の写本師〉の物語「魔道写本師」の、魔道師たちの物語四編を収録。『夜の写本師』の世界オーリエラントを舞台にした、著者の初短編集。解説=三村美衣


目次

「紐結びの魔道師」
「闇を抱く」
「黒蓮華(こくれんか)」
「魔道写本師」


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乾石智子

(イヌイシトモコ )

山形県生まれ。山形大学卒業。山形県在住。1999年教育総研ファンタジー大賞受賞。スターウルフで目を覚まし、コナン・ザ・バーバリアンから最初の一歩を助けてもらった。著作に『夜の写本師』『魔道師の月』『太陽の石』『オーリエラントの魔道師たち』『紐結びの魔道師』『沈黙の書』『イスランの白琥珀(こはく)』『久遠の島』『闇の虹水晶』『滅びの鐘』などがある。