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デートに誘ったはずが「家電量販店に行こう」と言われ、憧れの女性と開店前行列に並ぶことになった大学生の青年。その日遭遇したある謎解きの顛末から、彼は人の優しさについて思いを巡らすことになる。著者の実体験を反映した佳品の表題作ほか、文化祭の前日に生徒会副会長が密室の謎に直面する学園推理「ライオンの嘘」など五編。著者初の〈日常の謎〉作品集、文庫オリジナル。著者あとがき=久住四季
「さくらが丘小学校 四年三組の来週の目標」
児童たちのいざこざを収めるため謎解きに挑む新米教師の悪戦苦闘
「ライオンの嘘」
男子サッカー部の部室からパソコンが消失。現場は密室だった――
「神様の次くらいに」
家電量販店の開店前行列に並んだ先輩と俺のささやかな謎解き
「小さいものから消えよ」
公園からひとつずつ何かが消えてゆく? 名探偵凜堂星史郎の推理
「デイヴィッド・グロウ、サプライズパーティーを開く」
『星読島に星は流れた』の青年デイヴィッド、セグウェイに乗って再登場
久住四季
(クズミシキ )1982年島根県生まれ。2004年、長編『トリックスターズ』を第11回電撃小説大賞に投じ、翌年電撃文庫から刊行されデビューする。以降〈トリックスターズ〉シリーズを書き続け、07年にシリーズをひと区切りさせたあとは〈ミステリクロノ〉シリーズや『鷲見ヶ原うぐいすの論証』などの長編を発表。ライトノベル界で正統派のミステリを描き続ける存在として注目された。おもな著書に『星読島に星は流れた』『推理作家(僕)が探偵と暮らすわけ』『怪盗の後継者』『異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 怪物のささやき』などがある。