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八王子のはずれに住む、作家のぼくの元を旧友が訪ねてきた。謎めいた書き置きを遺して家出したその友人の奥さんの行方を鮮やかな推理で突き止めたのは、料理上手なぼくの妻だった。醤油豆、さつま、豆腐と揚げの煮物、新ジャガと小ぶりの目板ガレイの唐揚げ……次々と讃岐名物や郷土料理を作る妻は、なんと名探偵だったのだ!難問難題を料理するそのお手並みを、とくとご賞味あれ。解説=加納朋子
「ミミズクとオリーブ」
「紅い珊瑚の耳飾り」
「おとといのおとふ」
「梅見月」
「姫鏡台」
「寿留女(するめ)」
「ずずばな」
芦原すなお
(アシハラスナオ )1949年香川県生まれ。早稲田大学文学部卒、同大学院博士課程中退。86年『スサノオ自伝』でデビュー。90年発表の『青春デンデケデケデケ』で第27回文藝賞、第105回直木三十五賞を受賞。主な著書に〈ミミズクとオリーブ〉シリーズ、『月夜の晩に火事がいて』『雪のマズルカ』『猫とアリス』『ハムレット殺人事件』などがある。