セイギノサバキ ジョウ

正義の裁き〈上〉

フェイ・ケラーマン
吉澤康子


正義の裁き〈上〉

ジャンル
海外ミステリ > 警察小説
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
ピーター・デッカー&リナ・ラザラス・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:364ページ
初版:2008年5月30日

ISBN:978-4-488-28211-0
Cコード:C0197
文庫コード:M-ケ-1-11

写真:Stockbyte/Getty Images
カバーフォーマット:小倉敏夫


内容紹介

愛する妻子と共に平和に暮らすデッカー。目下の心配事は、ニューヨークにいる前妻との娘のことだった。どうやら娘の周辺で女子大生レイプ事件が続発しているらしい。苛々を募らせるデッカーのもとに、ホテルの一室で若い女性が殺されているとの知らせが。被害者はプロムの夜に、友人たちと羽目を外していたらしい。そして、捜査線上に浮かんだのは、プロムの夜、被害者と一緒にいた少年クリスだった。好評リナ&デッカー・シリーズ。



フェイ・ケラーマン

アメリカの作家。1952年生まれ。出産を機に家庭に入り、夫ジョナサンに遅れること1年、『水の戒律』によりデビューした。ロサンゼルス市警のデッカーと正統派ユダヤ教徒のリナの生活感をこまやかに滲ませた、新鮮な警察小説シリーズをスタートさせた。劇作家シェイクスピアが八面六臂の活躍を見せる大長編『慈悲のこころ』も評価が高く、ユニークな存在感を示している。


吉澤康子

(ヨシザワヤスコ )

津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。英米文学翻訳家。エリザベス・ウェイン『コードネーム・ヴェリティ』『ローズ・アンダーファイア』、ラーラ・プレスコット『あの本は読まれているか』など訳書多数。