- ミステリ
- 本格ミステリ
- 警察小説
- 歴史ミステリ
- サスペンス
- ハードボイルド
- 倒叙推理
- 青春ミステリ
- コージー
- 犯罪小説
- ロマンティック・ミステリ
- ユーモア・ミステリ
- パスティーシュ
- 連作短編集
- 短編集
- アンソロジー
- 評論・研究
- 少年・少女探偵
- スパイ小説
- エスピオナージュ
- 冒険小説
- 冒険
- 時代冒険
- バラエティ
- ユーモア
- 法廷もの
- スリラー
- 怪奇スリラー
- 海洋冒険
- 評伝
判型:文庫判
ページ数:542ページ
初版:1998年12月25日
ISBN:978-4-488-15303-8
Cコード:C0197
文庫コード:M-ロ-3-2
装画:朝倉めぐみ
装幀:矢島高光
●坂木司氏推薦――「ピアノの旋律と、降りしきる枯葉に彩られた美しい物語だ。」
【シェイマス賞最優秀長編賞受賞】
深夜ブロンクスの老人ホームで警備員が殴り殺された。手口から地元のギャングの仕業と判断されたが、納得がいかない被害者のおじは探偵ビルに調査を依頼。ビルは、中国人探偵リディアの助けを借りて、危険な潜入捜査を展開する。無鉄砲で繊細な中年探偵が卑しき街をいく。シェイマス賞最優秀長編賞に輝く、爽やかな第2弾!
S・J・ローザン
アメリカの作家。1950年生まれ。様々な職業を経て、90年頃から書き始めたミステリで、ふたりの私立探偵、中国系女性のリディア・チンと白人男性のビル・スミスを生み出し、94年に発表した『チャイナタウン』を第一作とする長編や多くの中短編で活躍させている。『ピアノ・ソナタ』『天を映す早瀬』でシェイマス賞、『どこよりも冷たいところ』でアンソニー賞、『冬そして夜』でMWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長編賞を、「ペテン師ディランシー」でMWA最優秀短編賞を受賞するなど、現代を代表する私立探偵小説の書き手として高く評価されている。
直良和美
(ナオラカズミ )東京生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業。英米文学翻訳家。主な訳書、ローザン「チャイナタウン」「ピアノ・ソナタ」、デ・ジョバンニ「集結」「誘拐」、フレムリン「泣き声は聞こえない」など。