ジュウゴショウネンヒョウリュウキ

十五少年漂流記

ジュール・ヴェルヌ
荒川浩充


十五少年漂流記

ジャンル
一般文芸 > 冒険小説
レーベル
創元SF文庫

判型:文庫判
ページ数:466ページ
初版:1993年8月27日

ISBN:978-4-488-60605-3
Cコード:C0197
文庫コード:SF-ウ-1-10



内容紹介

●椎名誠氏推薦――「少年の夢は大人の夢へ 子供の頃読んだこの本が 痛快面白人生をめざす基本になった。」
●重松清氏推薦――「ぼくはいまでも、「十六番目の少年」になりたいと思っている。」

嵐に遭い南太平洋を漂流したヨットは、ついに海岸に打ち上げられた。ヨットに乗っていたのは、15人の少年たちだけだ。彼らは見知らぬその地で、生きていくため、そしていつかは故郷へ帰るため、一人一人が持てる力のすべてを出し合い、さまざまな困難に立ち向かっていく。ヴェルヌが若き読者に贈る、勇気と情熱に満ちた不朽の冒険小説! 訳者あとがき=荒川浩充


ジュール・ヴェルヌ

フランスの作家。1828年生、1905年歿。はじめ劇作家を志すが、『気球に乗って五週間』の発表で大成功を収め、一躍流行作家となった。ウェルズ、ドイルと並び称される現代SFの開祖である。代表作とも言える『海底二万里』『月世界へ行く』『八十日間世界一周』をはじめとして、生涯に80あまりの小説を発表。彼が描く未来予見と驚異の旅は、古今東西の名作群の中で今なお輝きを放っている。


荒川浩充

(アラカワヒロミツ )

1931年、東京生まれ。1956年、埼玉大学文理学部卒業。主な訳書に、アルレー「剣に行き、剣に斃れ」、ヴェルヌ「海底二万里」「十五少年漂流記」、ベルマン「顔のない告発者」ほか多数。