2018年ヒューゴー賞シリーズ部門受賞

マジュツシペンリックノシメイ

魔術師ペンリックの使命

ロイス・マクマスター・ビジョルド
鍛治靖子


魔術師ペンリックの使命

ジャンル
ファンタジイ > 異世界ファンタジイ
レーベル
創元推理文庫(F)
シリーズ
五神教シリーズ

判型:文庫判
ページ数:620ページ
初版:2021年6月11日

ISBN:978-4-488-58715-4
Cコード:C0193
文庫コード:F-ヒ-5-15

装画:アリストレーター
装幀:大野リサ


内容紹介

ペンリックはセドニア帝国の将軍に宛てた密書を携え、船で帝国に向かっていた。ところが港についた途端、拘束され投獄されてしまう。自分の内に棲む庶子神の魔の助けで脱出したものの、ようやく尋ねあてた将軍は捕らえられ、両目をつぶされたあとだった。全てが政敵の罠だったのだ。ペンリックは医師と偽り手当てを買ってでるが……。中編3編を収録、〈五神教シリーズ〉最新作。 訳者あとがき=鍛治靖子


目次

「ペンリックの使命」
「ミラのラスト・ダンス」
「リムノス島の虜囚(りよしゆう)」


ロイス・マクマスター・ビジョルド

1949年、アメリカ生まれ。86年に『名誉のかけら』でデビューしたのち、 わずか数年でヒューゴー賞、 ネビュラ賞を次々と受賞、 一躍その地位を確固たるものにした。マイルズ・ヴォルコシガンを主人公にしたスペース・オペラ・シリーズのほか、〈五神教シリーズ〉〈死者の短剣〉四部作などファンタジーの著作も多い。


鍛治靖子

(カジヤスコ )

東京女子大学文理学部心理学科卒、翻訳家。主な訳書に、ホブ「騎士の息子」「帝王の陰謀」「真実の帰還」、ウィルソン「無限の書」、ビジョルド「魔術師ペンリック」「スピリット・リング」「チャリオンの影」「影の棲む城」他。