ボクヨウケンシェップトコマッタボス

牧羊犬シェップと困ったボス

マージョリー・クォートン
務台夏子


牧羊犬シェップと困ったボス

ジャンル
一般文芸 > ユーモア
レーベル
創元推理文庫(F)

判型:文庫判
ページ数:218ページ
初版:2005年5月13日

ISBN:978-4-488-56801-6
Cコード:C0197
文庫コード:F-ク-5-1

写真:(C)アフロ・フォトエージェンシー
装幀:WONDER WORKZ。


内容紹介

●荻原浩氏推薦――「猫派の僕でも犬が飼いたくなった。」

ぼくはシェップ。立派な血統書つきの牧羊犬だ。飼い主はボス。怒りっぽいし、ちょっと分別がたりないけど、ボスには血統書がないんだから仕方ない。でもぼくはボスが大好きだ。ボスと2頭6脚で牧場犬競技会に出たり、美女に誘惑されたり、あやしい男に誘拐されたりと、ぼくの毎日はとても刺激的で忙しい。緑豊かなアイルランドの田舎町を舞台に、個性的で愉快な犬たちと、ちょっと変わってはいるが心優しい人間たちが繰り広げる物語。単行本版訳者あとがき・文庫版訳者あとがき=務台夏子(単行本版タイトル『牧羊犬シェップ、がんばる。』を文庫化・改題)



務台夏子

(ムタイナツコ )

英米文学翻訳家。訳書にオコンネル『クリスマスに少女は還る』『愛おしい骨』、デュ・モーリア『鳥』、エスケンス『償いの雪が降る』『過ちの雨が止む』、スワンソン『そしてミランダを殺す』『8つの完璧な殺人』などがある。