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●大森望氏推薦——「併録の「それゆえに愛は戻る」は、『いま、会いにゆきます』の原典とも言える切ないファンタジーだ。」(週刊新潮2005年8月11-18日号より)
●恩田陸氏——「ネイサンの小説は……私たちが一人きりではないことを今も教えてくれているのだ。」(解説より)
1938年、冬のニューヨーク。貧しい青年画家イーベンは、夕暮れの公園で、一人の少女に出会った。数日後に再会したとき、彼女ジェニーはなぜか,数年を経たかのように成長していた。そして、イーベンとジェニーの時を超えた恋が始まる……愛と幻想の詩人ネイサンの傑作ファンタジイ「ジェニーの肖像」を新訳で贈る。さらに、妻を亡くした童話作家とその子供たちの、海の精霊のような女性との交流を描くもう一つの代表作「それゆえに愛は戻る」を併録。解説=恩田陸
「ジェニーの肖像」
「それゆえに愛は戻る」
大友香奈子
(オオトモカナコ )1965年、北海道生まれ。早稲田大学第二文学部卒。英米文学翻訳家。訳書に『ジェニーの肖像』ほか多数。