クリストファーは暦をニューエイジと改め、バビロンに新しい国連本部を建設した。さらに彼は自分の特殊な血液をクローン複製し、キリストへの信仰を捨てた人々に配布しはじめる。それを飲めば若さと健康を手に入れられるというのだ。だが、ここに至って疑念を呈する者が現れる……クリストファーは本当にイエスの再来なのだろうか? これまでの展開を覆す、驚天動地の完結編! 解説=霜月蒼
ジェイムズ・ボーセニュー
1953年生まれ。元・アメリカ合衆国国家安全保障局の情報分析官。1980年、共和党の下院議員候補として、アル・ゴアと議席を争った。小説の著作は《キリストのクローン》3部作のみ。