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月のケーキの材料は、桃にブランディにクリーム。タツノオトシゴの粉、グリーングラスツリー・カタツムリ……「月のケーキ」。幼い娘が想像したバームキンを宣伝に使ったスーパーマーケットの社長、だが実体のないバームキンがひとり歩きしてしまい……「バームキンがいちばん!」。ガーディアン賞、エドガー賞受賞の名手による、幻想的で奇妙な味わいの13編を収めた短編集。訳者あとがき=三辺律子
「月のケーキ」
「バームキンがいちばん!」
「羽根のしおり」
「オユをかけよう!」
「緑のアーチ」
「ドラゴンのたまごをかえしたら」
「怒りの木」
「ふしぎの牧場」
「ペチコートを着たヤシ」
「おとなりの世界」
「銀のコップ」
「森の王さま」
「にぐるま城」
ジョーン・エイキン
1924年英国イースト・サセックス州生まれ。父はピューリッツァー賞受賞の詩人コンラッド・エイキン。ジャーナリストの夫が亡くなってほどなく、作家としての本格的なキャリアをスタートさせる。〈ダイドーの冒険〉シリーズ、〈アラベルとモーチマー〉シリーズをはじめ、大人向けのホラーストーリーや、ファンタジー短編集、詩、戯曲と、生涯にわたって100冊以上の本を出版した。1969年にはガーディアン賞、1972年にはエドガー賞を受賞している。2004年没。
三辺律子
(サンベリツコ )東京都生まれ。フェリス女学院大学、白百合女子大学講師。訳書にエイキン『月のケーキ』、ジョーンズ『呪文の織り手』、ダレーシー『龍のすむ家』、ネルソン『君に太陽を』、ブラウン『神霊の血族』など多数。