フロストビヨリ

フロスト日和

R・D・ウィングフィールド
芹澤恵


フロスト日和

ジャンル
海外ミステリ > 警察小説
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
ジャック・フロスト警部シリーズ 2

判型:文庫判
ページ数:716ページ
初版:1997年10月17日

ISBN:978-4-488-29102-0
Cコード:C0197
文庫コード:M-ウ-8-2

装画:村上かつみ
装幀:矢島高光


内容紹介

肌寒い秋の季節。デントンの町では連続婦女暴行魔が跳梁し、公衆便所には浮浪者の死体が転がる。なに、これはまだ序の口で……。皆から無能とそしられながら、名物警部フロストの不眠不休の奮戦と、推理の乱れ撃ちはつづく。中間管理職に、春の日和は訪れるのだろうか? 笑いも緊張も堪能できる、まさに得難い個性。『クリスマスのフロスト』につづく第2弾! 解説=温水ゆかり

*英国ITVで1992年よりTVドラマ・シリーズ化

*第1位「このミステリーがすごい! 1998年版」海外編ベスト10
*第2位「週刊文春」1997年ミステリーベスト10/海外部門



R・D・ウィングフィールド

英国の作家・放送作家。1928年生、2007年歿。ロンドン出身。フロスト警部を主人公とした警察小説シリーズで人気を博した。著作に『クリスマスのフロスト』『フロスト日和』『夜のフロスト』などがある。


芹澤恵

(セリザワメグミ )

成蹊大学文学部卒業。英米文学翻訳家。訳書にウィングフィールド「クリスマスのフロスト」「フロスト日和」、ピータースン「幻の終わり」「夏の稲妻」、クラヴァン「真夜中の死線」、ウィルソン「リリアンと燃える双子の終わらない夏」など。