ウツロナオトコノシ

うつろな男の死

キャロライン・グレアム
浅羽莢子


うつろな男の死

ジャンル
海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:424ページ
初版:1993年6月25日

ISBN:978-4-488-28301-8
Cコード:C0197
文庫コード:M-ク-8-1

装画:ひらいたかこ
装幀:矢島高光


内容紹介

コーストン・アマチュア劇団は、今回『アマデウス』を演目に選んだ。素人の手には余る戯曲を前に、劇団内には不穏な緊張が形づくられていくが、訪れた講演初日、芝居が進行する舞台上で、事は予想外の展開を遂げた! “世界は舞台”を地でいく怪事件の顛末を、躍動する人物描写と自在な語り口で描きだす、女流英国本格派の会心作。


浅羽莢子

(アサバサヤコ )

東京大学文学部卒、英米文学翻訳家。主な訳書、キャロル『死者の書』『月の骨』、ジョーンズ『わたしが幽霊だった時』『九年目の魔法』、リー『堕ちたる者の書』『幻獣の書』、ピーク『タイタス・グローン』『ゴーメンガースト』など多数。2006年没。