ヴァイキングヴァイキング

ヴァイキング、ヴァイキング

  【新版】

シャーロット・マクラウド
高田惠子


ヴァイキング、ヴァイキング

ジャンル
海外ミステリ > ユーモア・ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
ピーター・シャンディ教授シリーズ

判型:文庫判
ページ数:340ページ
初版:1989年5月26日
改版:2016年2月26日

ISBN:978-4-488-24631-0
Cコード:C0197
文庫コード:M-マ-4-4

装画:加藤木麻莉
装幀:大野リサ


内容紹介

地元紙の記者クロンカイトは、104歳の女性ヒルダへの取材で農場を訪れたあと、近くにあるというルーン石碑を見にいくが、途中で作男の死亡事故に遭遇してしまう。農場周辺ではその後も“事故”が続き、ヴァイキングの呪いが原因かとうわさがたつなか、シャンディ教授は右往左往しつつもやじ馬撃退と事件解決をめざす。温かなユーモア満載の、心から楽しめる傑作ミステリ第三弾。解説=宮脇孝雄


シャーロット・マクラウド/アリサ・クレイグ

作家。1922年カナダに生まれ、51年アメリカに帰化した。ボストンの広告代理店に勤める傍ら、64年から小説を書きだす。78年に刊行した〈シャンディ教授〉シリーズの第一作『にぎやかな眠り』で人気を獲得。以後その奔放な感覚を生かして次々に作品を発表し、ユーモア・ミステリの女王と呼ばれるに至った。『納骨堂の奥に』に始まる〈セーラ・ケリング〉もののほか、アリサ・クレイグ名義でも多数の作品を執筆、そのにぎやかかつ優しい筆致で多くの読者を楽しませた。98年、アガサ賞生涯功労賞を受賞。2005年没。