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わたしのためにフィドルを弾いて──病で最期が迫った妻からの願いを、六十歳の元刑務官ウェズはかなえられない。刑務所の暴動で負った凄惨な傷のせいで。妻が逝って五日後、ウェズはその刑務所の町、ブラック・リバーへ旅立つ。妻の連れ子との十八年ぶりの再会と、暴動の首謀者の仮釈放を決める公聴会での証言が待つ、あの町へ。静かな語りで切ない物語を描き上げる、感動長編。訳者あとがき=高山祥子
S・M・ハルス
アメリカのカリフォルニア州生まれ。モンタナ大学で文学を学び、オレゴン大学でMFA(美術学修士号)を取得。ネバダ大学の創作コースの准教授を務めている。三つの短編小説を雑誌に発表したのち、2015年に初めての長編である『ブラック・リバー』を発表。現在はワシントン州在住。
高山祥子
(タカヤマショウコ )1960年東京都生まれ。成城大学文芸学部卒業。訳書に、ドーソン『アメリカのシャーロック・ホームズ』、フラド『リスボンのブック・スパイ』、レイ『ロンドンの姉妹、思い出のパリへ行く』などがある。