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定価:1,430円 (本体価格:1,300円)
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1758年、朝鮮王朝期。18歳のベクヒョンは、王族の診察を担当する医女(イニョ)になった。ある夜、彼女が医術を学んだ恵民署(ヘミンソ)で4人の女性が殺害される。事件を捜査する捕盗庁(ポドチョン)の役人は、怪しい供述をしたベクヒョンの師を犯人と断定した。ベクヒョンは捕盗庁で働く青年オジンの協力を得て、師のために独自に事件を調べはじめる。聡明な医女が謎解きに挑むアメリカ探偵作家クラブ賞受賞作。著者あとがき=ジューン・ハー/訳者あとがき=安達眞弓
ジューン・ハー
大韓民国の仁川広域市生まれ。研究者である父親が博士号取得のため留学するのに伴い、3歳でカナダ・トロント市に移住する。トロント大学で文学と歴史を学び、トロント公共図書館に就職。働きながら執筆したヤングアダルト(YA)ミステリThe Silence of Bonesで2020年に作家デビュー。2023年に『宮廷医女の推理譚』でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞のYAミステリ部門を受賞した。
安達眞弓
(アダチマユミ )英米文学翻訳者。主な訳書にデイリー「閉ざされた庭で」、アフォード「闇と静謐」、ディルツ「悪い夢さえ見なければ」、ベル「死んだレモン」、ブロードリブ「殺人は太陽の下で」など。