2007年英国推理作家協会(CWA)賞最優秀歴史ミステリ賞受賞

エルサレムカラキタアクマ

エルサレムから来た悪魔〈上〉

アリアナ・フランクリン
吉澤康子


エルサレムから来た悪魔〈上〉

ジャンル
海外ミステリ > 歴史ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:306ページ
初版:2009年9月30日

ISBN:978-4-488-22203-1
Cコード:C0197
文庫コード:M-フ-20-1

写真:AKG/PPS通信社
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

1171年、イングランド。ある巡礼の一行が、ケンブリッジの町への帰途にあった。修道士や修道女、十字軍の騎士たちなどからなる面々の中には、恐るべき連続殺人者もいる。殺人者が町で繰り返してきた凶行は、いまや王国そのものを揺るがす事態にまで発展していた。国王ヘンリー二世がシチリアから招聘した、優秀な調査官シモンと、検死の術を修めた若き女医アデリアは、この難事件を解決できるのか。CWA最優秀歴史ミステリ賞受賞作。



吉澤康子

(ヨシザワヤスコ )

津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。英米文学翻訳家。エリザベス・ウェイン『コードネーム・ヴェリティ』『ローズ・アンダーファイア』、ラーラ・プレスコット『あの本は読まれているか』など訳書多数。