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代々の主(あるじ)が非業の死を遂げたグレイブルック荘。数々の事件を解決したアスレヤは、現主人・バスカーに請われて屋敷を訪れる。バスカーは何者かに命を狙われ、二通の遺書を書いていた。どちらが効力を持つかは、彼の死に方によって決まる。遺書が人々の心をざわつかせるなか、ついに惨劇が! アスレヤは殺人と屋敷をめぐる謎に挑む。インド発、英国ミステリの香気漂う長編推理。解説=三橋曉
R・V・ラーム
インド生まれ。30年にわたり、さまざまな国でコンサルタントとして働いた。現在はビジネス戦略を教えつつ、若手起業家を指導し、さらに執筆活動を行なっている。2014年にFraudsterで作家デビュー。その後三作のスリラーを上梓した。『英国屋敷の二通の遺書』は2019年6月にインドで刊行した初の犯人当て小説で、2020年にアメリカ、2021年にイギリスでも刊行された。続編としてA Dire Isle(2021)がある。インドのチェンナイ在住。
法村里絵
(ノリムラリエ )1957年、東京都に生まれる。女子美術短期大学卒。主な訳書にウォー「失踪当時の服装は」「生まれながらの犠牲者」、ハワード「遭難信号」、スポッツウッド「幸運は死者に味方する」、ラーム「英国屋敷の二通の遺書」などがある。