キエタシュウドウシ

消えた修道士〈上〉

ピーター・トレメイン
甲斐萬里江


消えた修道士〈上〉

ジャンル
海外ミステリ > 歴史ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
修道女フィデルマ・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:342ページ
初版:2015年11月20日

ISBN:978-4-488-21820-1
Cコード:C0197
文庫コード:M-ト-6-14

装画:八木美穂子
装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

敵対していた小国の族長がモアン王国を訪れたそのとき、族長とモアン国王を何者かの矢が襲った。どちらも命に別状はなかったが、襲撃がモアン側の陰謀だという相手の主張に、両国は一色触発の危機に陥る。国王は自国の潔白の証明を、妹であり、法廷弁護士、裁判官の資格をもつ修道女フィデルマに託した。だが襲撃者は既に殺され、フィデルマはわずかな証拠をたよりに襲撃に使われた矢の出所と思われる村に向かう。好評シリーズ第七弾。


ピーター・トレメイン

1943年英国生まれ。本名はピーター・ベレスフォード・エリス。ケルト関係の学術書を数多く著し、学会の会長や理事もつとめる著名なケルト学者でもある。また小説家としても精力的に活動しており、ピーター・トレメイン名義の代表作《修道女フィデルマ・シリーズ》をはじめ、ホラーやファンタジー、ピーター・マッカラン名義のスリラーなどを刊行している。