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スコットランド、エルカニーの古城。当代城主ラナルドは桁外れの吝嗇漢で、地元の村人に嫌われていた。大雪の朝、ラナルド墜死の報がもたらされたが悲しむ者とていない。奇矯な振る舞いが昂じ、とうとう気がふれたと思われていた城主の謎めいた死。村の長老、城に避難していた客、捜査官らは真実を知ろうと手を尽くし……。余韻が惻々と胸に迫る、マイケル・イネスの最高傑作。解説=若島正
マイケル・イネス
スコットランド、エディンバラ生まれ(1906?94)。本名ジョン・イネス・マッキントッシュ・スチュアート。アデレード大学、オックスフォード大学等で英文学を講ずる。1936年、アプルビイ警部初登場作『学長の死』を発表。以後アプルビイ物に代表される長短編探偵小説のほか、英文学の研究書、自伝など、多くの著作を残した。