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ハリウッドの脚本家を目指すアダムのもとに、海外出張に出かけ、突然音信不通になった恋人サラのパスポートが郵送されてくる。それには「ごめんなさい──S」とサラの字で書かれた付箋が貼られていたが、封筒の文字は別人のものだった。アダムは恋人の足跡を追って、千以上の客室を持つ豪華客船に乗り込み真相を探る──。巧みな構成と謎解きの妙味を味わえる衝撃のサスペンス。解説=穂井田直美
キャサリン・ライアン・ハワード
1982年アイルランド、コーク生まれ。フランスやオランダで旅行関係の仕事をしたり、アメリカのディズニー・ワールドのホテルで働いたりしつつ、小説やノンフィクションを自費出版する。初のミステリ作品にしてデビュー作でもある本書は、英国推理作家協会新人賞(ジョン・クリーシー・ダガー賞)と、アイリッシュ・ブック・アワードの最優秀クライム・フィクション部門で最終候補となった。
法村里絵
(ノリムラリエ )1957年、東京都に生まれる。女子美術短期大学卒。主な訳書にウォー「失踪当時の服装は」「生まれながらの犠牲者」、ハワード「遭難信号」、スポッツウッド「幸運は死者に味方する」、ラーム「英国屋敷の二通の遺書」などがある。