ライノクスサツジンジケン

ライノクス殺人事件

フィリップ・マクドナルド
霜島義明


ライノクス殺人事件

ジャンル
海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:254ページ
初版:2008年3月28日

ISBN:978-4-488-17104-9
Cコード:C0197
文庫コード:M-マ-8-3


装幀:柳川貴代+Fragment


内容紹介

ライノクスの社長フランシス・ザヴィアー・ベネディック、通称F・X。会った者はたいてい彼のことを一目で好きになる。しかし唯一の例外たるマーシュは、彼に恨みを抱き続けているという。積年の確執に決着を図るべくマーシュとの面談を約した夜、F・Xの自宅で時ならぬ銃声が――。ゲーム性に富み稚気あふれる作風で知られる著者ならでは、結末で始まり発端に終わる実験的手法の得難い収穫。コレクター垂涎の佳品が新訳で登場。解説=臼田惣介


フィリップ・マクドナルド

1891、1896、1899、1900年のいずれかの年の11月5日に、ロンドンで生まれる。1931年にアメリカに渡り、脚本家としても活躍したが、私生活の一切が公開されていない。1980年12月10日歿。