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ニューヨーク地方刑事裁判所で、奇妙な裁判が進行していた。お抱え運転手が殺された事件を審理していたのだが、肝心の遺体は見つからず、殺害現場と見られる地下室に焼け焦げた義歯と脛骨、右中指の先のほか血痕など若干の痕跡を残すのみ。“罪体”のない殺人事件を巡って、検事側と弁護側の烈しいやりとりが展開される!《サスペンス小説の魔術師》が仕掛ける、愛と復讐の物語!? 解説=戸川安宣
ビル・S・バリンジャー
1912年アメリカ、アイオワ州生まれの作家・脚本家。優れたストーリーテラーとして“サスペンスの魔術師”の異名を持つ。著作に、返金保証のシステムを用いた斬新なサスペンス小説として名高い代表作『歯と爪』(1955)のほか、『煙で描いた肖像画』(1950)、『消された時間』(1957)、『赤毛の男の妻』(1957)などがある。1980年没。