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1929年パリ。私立探偵スタイヴサントは失踪したアメリカ人女性を捜索していた。彼女はピカソら名だたる芸術家と交流し、人気絶頂の写真家マン・レイのモデルをつとめていた。犯罪的行為を繰り広げる芸術家の“芸術的表現としての殺人”を疑う警察。スタイヴサントは“嘘を見抜く力”を持つ友人の助けを得て死の帝国たるパリの闇へと踏み込んでいく。MWA賞受賞作家が贈る雄編。訳者あとがき=山田久美子
ローリー・R・キング
1952年、アメリカのカリフォルニア州生まれ。大学で宗教学を学び、神学の名誉博士号を得ている。1993年のデビュー作『捜査官ケイト』で、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の最優秀新人賞を獲得。以後、女性捜査官のケイト・マーティネリが活躍するシリーズと、老境のホームズと弟子の素人探偵メアリ・ラッセルが登場する〈シャーロック・ホームズの愛弟子〉シリーズを中心に作品を発表。同シリーズのDreaming Spiesで、2015年度のアガサ賞最優秀歴史小説賞を受賞。『奥津城』などノンシリーズ作品の執筆やアンソロジーの編纂もおこなっている。
山田久美子
(ヤマダクミコ )英米文学翻訳家。ガーディナー「心理検死官ジョー・ベケット」、キング「パリの骨」、ミルフォード「雪の夜は小さなホテルで謎解きを」、モントクレア「ロンドン謎解き結婚相談所」「王女に捧ぐ身辺調査」「疑惑の入会者」など訳書多数。