サンニンノコビト

三人のこびと

フレドリック・ブラウン
井上勇


三人のこびと

ジャンル
海外ミステリ > サスペンス
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
エド・ハンター・ミステリ

判型:文庫判
ページ数:352ページ
初版:1962年10月27日

ISBN:978-4-488-14616-0
Cコード:C0197
文庫コード:M-フ-1-16



内容紹介

●江國香織氏推薦――「詩的で淋しいサーカステントの、精緻で正しいミステリー。勿論アム伯父に憧れた。この本の陰翳が好きです。」

サーカスの中で殺されていた身許不明のこびと。つづいてチンパンジーが溺死し、ダンスの天才少年が死体となって発見される。インディアナ州内を興行してまわるサーカスにつきまとう不可解な連続殺人事件に、甥のエドに尻を叩かれたアム伯父は、やっと腰をあげて真相の究明にのり出した! 私立探偵エド・ハンター・シリーズ。


フレドリック・ブラウン

1906年アメリカ生まれ。新聞社、雑誌社などに勤務のかたわら、執筆を開始。1947年刊行の『シカゴ・ブルース』で、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀新人賞を受賞。多くのミステリ、SF、ファンタジーを発表した。代表作は『真っ白な嘘』『不吉なことは何も』『通り魔』『不思議な国の殺人』『3、1、2とノックせよ』『未来世界から来た男』『天使と宇宙船』『スポンサーから一言』など。奇抜な着想と軽妙な話術で描くショートショートの名手。1972年没


井上勇

(イノウエイサム )

1901年広島県生まれ。1923年、東京外国語学校(東京外国語大学)卒業。翻訳家。1985年歿。