オドリコノシ

踊り子の死

ジル・マゴーン
高橋なお子


踊り子の死

ジャンル
海外ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
ロイド&ジュディ・ヒル・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:469ページ
初版:2002年9月27日

ISBN:978-4-488-11205-9
Cコード:C0197
文庫コード:M-マ-11-4

装画:(C)corbis/amana images
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

寄宿学校での舞踏会の夜、副校長の妻が殺された。暴行された形跡があったと聞いた教師たちは、一様に驚きを見せた。男と見れば誰彼構わぬ彼女の色情狂ぶりは、学校の悩みの種だったのだ。では、レイプ目的の犯行ではありえないのか? ならば、動機は?すべてが見せかけにすぎないとしたら、その夜、本当は何が起きたのか?

*第4位「2003 本格ミステリ・ベスト10」海外ランキング


ジル・マゴーン

イギリスの作家。1947年スコットランド生まれ。83年にデイヴィッド・ロイド警部とジュディ・ヒル部長刑事が活躍するシリーズの第一作『パーフェクト・マッチ』を刊行、作家デビューする。その後は同シリーズを中心にミステリを執筆した。日本では特にノンシリーズ長編『騙し絵の檻』の評価が高い。そのほか翻訳された作品に『牧師館の死』『踊り子の死』、エリザベス・チャップリン名義の『幸運の逆転』がある。2007年没。