メルストーンヤカタノフシギナマド

メルストーン館の不思議な窓

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
原島文世


メルストーン館の不思議な窓

ジャンル
ファンタジイ > ファンタジイ
レーベル
創元ブックランド

判型:四六判上製
ページ数:348ページ
初版:2010年12月20日

ISBN:978-4-488-01980-8
Cコード:C8097

装画:佐竹美保
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

魔術師だった祖父が亡くなり、メルストーン館を遺されたアンドルー。がみがみやの家政婦と横暴な庭師のふたりの暴君にはさまれて、そこそこ平和に暮らすことができるかに見えた。だが、相続したのはそれだけではなかった。謎のストーカー追われる少年、怪しい隣人とのもめごとなど、魔術師につきもののやっかいごとまで抱え込む羽目に。おなじみ英国児童文学ファンタジーの名手ジョーンズが贈る、にぎやかではちゃめちゃな魔法譚。邦訳版によせて=ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/訳者あとがき=原島文世



ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

1934年ロンドンに生まれ、オックスフォード大学で学ぶ。3人の子どもを育ててから本格的な執筆活動を始めた。『魔女と暮らせば』(徳間書店)でガーディアン賞を受賞。現代のイギリスを代表するファンタジー作家として高い評価を受けている。邦訳された作品には、他に『わたしが幽霊だった時』『九年目の魔法』『バビロンまでは何マイル』『ダークホルムの闇の君』『うちの一階には鬼がいる!』(以上創元ブックランド)『詩人(うたびと)たちの旅』『聖なる島々へ』『呪文の織り手』『呪文の織り手』(以上創元推理文庫)、『魔法使いハウルと火の悪魔』『魔法使いはだれだ』(以上徳間書店)などがある。2011年歿。


原島文世

(ハラシマフミヨ )

群馬県生まれ。英米文学翻訳家。主な訳書にダイアナ・ウィン・ジョーンズ『牢の中の貴婦人』『バビロンまでは何マイル』、パトリシア・A・マキリップ『オドの魔法学校』『茨文字の魔法』、ショーニン・マグワイア『不思議の国の少女たち』、チャーリー・N・ホームバーグ『紙の魔術師』などがある。