判型:四六判上製
ページ数:302ページ
初版:2009年6月25日
ISBN:978-4-488-01968-6
Cコード:C0097
装画:後藤啓介
装幀:藤田知子
両親が失踪し、孤児院で暮らすサブリナとダフネのグリム姉妹は、死んだはずの祖母に引きとられることになった。疑惑を深めるサブリナをよそに、妹のダフネは祖母だというレルダにすっかりなついてしまう。レルダによると、一族はかのグリム兄弟の子孫で、町に住むおとぎ話の登場人物たちの見張りをしつつ、代々探偵業を営んでいるというのだ。おかしな町でおこるおかしな事件に幼い探偵姉妹が大奮闘。〈グリム姉妹の事件簿〉第1弾。訳者あとがき=三辺律子
三辺律子
(サンベリツコ )東京都生まれ。フェリス女学院大学、白百合女子大学講師。訳書にジョーンズ『呪文の織り手』、ダレーシー『龍のすむ家』、ネルソン『君に太陽を』、フレミング『ぼくが死んだ日』など多数。共著に『12歳からの読書案内』などがある。