グリフィンノトシ

グリフィンの年〈上〉【単行本版】

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
浅羽莢子


グリフィンの年〈上〉【単行本版】

ジャンル
ファンタジイ > ファンタジイ
ファンタジイ > 異世界ファンタジイ
レーベル
創元ブックランド

判型:四六判上製
ページ数:214ページ
初版:2007年11月30日

ISBN:978-4-488-01956-3
Cコード:C8097

装画:佐竹美保
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

魔術大学では何ひとつうまくいっていなかった。赤字はかさむいっぽう。学費を値上げしたせいで、逆に入学者の数まで減ってしまう始末だ。ケリーダから大学の運営を任された若手の魔術師たちは赤字減らしに四苦八苦。苦しまぎれに新入生の父母に寄付をつのったのが、大騒動のはじまりだった。現代英国ファンタジーの女王が、魔法世界のキャンパスライフをいきいきと描いた、おかしな青春ファンタジー。〈ダークホルムの闇の君〉続編。本文挿絵=後藤啓介



ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

1934年ロンドンに生まれ、オックスフォード大学で学ぶ。3人の子どもを育ててから本格的な執筆活動を始めた。『魔女と暮らせば』(徳間書店)でガーディアン賞を受賞。現代のイギリスを代表するファンタジー作家として高い評価を受けている。邦訳された作品には、他に『わたしが幽霊だった時』『九年目の魔法』『バビロンまでは何マイル』『ダークホルムの闇の君』『うちの一階には鬼がいる!』(以上創元ブックランド)『詩人(うたびと)たちの旅』『聖なる島々へ』『呪文の織り手』『呪文の織り手』(以上創元推理文庫)、『魔法使いハウルと火の悪魔』『魔法使いはだれだ』(以上徳間書店)などがある。2011年歿。


浅羽莢子

(アサバサヤコ )

1953年生まれ。英米文学翻訳家。東京大学文学部卒。主な訳書にセイヤーズ『学寮祭の夜』、チャーチル『ゴミと罰』、マクラウド『納骨堂の奥に』、キャロル『死者の書』、ピーク『ゴーメンガースト』など多数。2006年歿。