ミナノモノガタリ

ミナの物語

デイヴィッド・アーモンド
山田順子


ミナの物語

ジャンル
ファンタジイ > ファンタジイ
一般文芸 > ヤングアダルト

判型:四六判並製
ページ数:234ページ
初版:2012年10月15日

ISBN:978-4-488-01348-6
Cコード:C0097

装画:たなかみか
装幀:柳川貴代(Fragment)


内容紹介

あたしの名前はミナ。あたしは夜が大好き。フクロウやコウモリが夜空を飛び、どこかでネコのウィスパーが、月の光でできた影から影へと歩きまわっているだろう。あたし自身があやしげな生きものみたいな気持ち。あたしはミナという名前の女の子だけど、ただの女の子じゃない。そう、ミナはただの女の子じゃない。型にはまらず自由で、喜びに満ちていて……『肩胛骨は翼のなごり』の前日譚。個性的な女の子ミナの羽ばたく心の物語。訳者あとがき=山田順子



デイヴィッド・アーモンド

1951年イングランド北部タイン川を見おろす、古びた炭鉱町に生まれる。20代初めから小説や詩や芝居の台本などを書いており、31歳のときに本格的な創作活動を始めた。初めて書いた児童書『肩胛骨は翼のなごり』で、カーネギー賞、ウィットブレッド賞の児童書部門を受賞。2010年、国際アンデルセン賞を受賞。


山田順子

(ヤマダジュンコ )

1948年福岡県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。主な訳書に、アーモンド『肩胛骨は翼のなごり』、キング『スタンド・バイ・ミー』、クリスティ『ミス・マープル最初の事件』、リグズ『ハヤブサが守る家』、プルマン『マハラジャのルビー』など。