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ピエール・ブール

フランスの作家。1912年生まれ。技術者としての教育をうけたのち、東南アジアへ渡る。第二次世界大戦時には現地でフランス軍に従軍。日本軍の捕虜となった経験をもとに執筆し、その後映画化された『戦場にかける橋』(ハヤカワ文庫NV)は、『猿の惑星』とならぶブールのいまひとつの代表作である。1994年歿。諷刺性あふれるSFを数多く発表しており、なかでも『猿の惑星』は、そのセンセーショナルな内容で、発表されるや一躍注目を集めた傑作。また同書を原作に製作された同名のSF映画シリーズは最終的に全5部作となる世界的な大ヒットを記録、TVシリーズも制作された。2001年には、ティム・バートンが再映画化した(邦題は『PLANET OF THE APES/猿の惑星』)。ブールのSF作品では、他に『E=mc2』『カナシマ博士の月の庭園』が邦訳されている。

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猿の惑星

猿の惑星

ピエール・ブール
大久保輝臣

定価:836円  ISBN:978-4-488-63201-4

在庫なし  初版:1968年7月12日

人類が異郷の星で見た驚くべき光景。そこでの支配種族は、喋り、武器を操る猿たちであり、人間は知能も言葉も持たぬ、猿に狩りたてられる存在でしかなかった。あまりにも有名な映画の原作となった問題作。 


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