小泉喜美子
(コイズミキミコ )作家、翻訳家。1934年東京生まれ。都立三田高等学校卒。59年「我が盲目の君」が第1回EQMM短篇コンテストの準作に入選。62年、第1回オール讀物推理小説新人賞に投じた『弁護側の証人』が高木彬光の絶賛を受け翌年に単行本として刊行される。その後十年を経て『ダイナマイト円舞曲(ワルツ)』を発表し、以降は創作と翻訳、エッセイ執筆など多彩な才能を開花させる。代表作に『血の季節』『殺さずにはいられない』ほか。P・D・ジェイムズ『女には向かない職業』、ジョセフィン・テイ『時の娘』、クレイグ・ライス『大はずれ殺人事件』など数多くの翻訳も手がけた。85年没。
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古典芸能を題材に、男女が織りなす愛憎に満ちた人間関係をトリッキーかつ幻想的に描き上げた、小泉喜美子の真骨頂とも言うべき八篇を収録する。
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