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定価:990円 (本体価格:900円)
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「なんでもない透明なものになるの」夏休みが明けてすぐ、次いで年が明けた冬の日に、少女が校舎の屋上から墜落死する。ふたりは中高一貫の女子校で美術部に所属していた。時を置かずして、学園では三度目の墜死が。遺された未発表の小説、アルファベット・ビスケット、密室殺人、そして「ヘビイチゴ・サナトリウム」──少女たちの心理のゆらぎを鮮烈に描出する長編ミステリ。著者あとがき=ほしおさなえ/解説=笠井潔、久美沙織
ほしおさなえ
(ホシオサナエ )1964年東京都生まれ。95年「影をめくるとき」が第38回群像新人文学賞小説部門の優秀作に選ばれる。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』が第12回鮎川哲也賞の最終候補作となる。主な著書に〈活版印刷三日月堂〉〈言葉の園のお菓子番〉〈銀河ホテルの居候〉シリーズのほか『金継ぎの家 あたたかなしずくたち』『東京のぼる坂くだる坂』『祓い師笹目とウツログサ』『琴子は着物の夢を見る』『言葉の舟 心に響く140字小説の作り方』がある。