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八月、新築マンションの住人から、季節外れの杉花粉症を発症したと伝えられた住販メーカー・霧島不動産。同様の事例が多発し、ある期間使用された秋田杉のフローリングに原因があることが判明。詳しい調査を依頼された建材メーカーの坂本直里は、材木問屋の八田勲とその経緯を探ることに。十二年前に亡くなった勲の共同経営者が遺した一枚のメモから、事態は大きく動き出す──。解説=村上貴史
永井するみ
(ナガイスルミ )東京生まれ。東京芸術大学音楽学部中退。北海道大学農学部卒。1995年第2回創元推理短編賞に「瑠璃光寺」を応募し最終候補に(『推理短編六佳撰』所収)。96年「隣人」で第18回小説推理新人賞を受賞、同年『枯れ蔵』で第1回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞。