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白昼、自宅で新聞紙を鷲掴みにして死んでいた男の身に何が起こったのか──。“ぬいぐるみ警部”こと、音無美紀警部のぬいぐるみへの偏愛と事件の対比が秀逸な、犯人当てミステリ「お弁当ぐるぐる」。閉じこめられたエレベーター内で発生した不可能犯罪を劇的に描いた表題作、都筑道夫の〈物部太郎シリーズ〉のパスティーシュ「墓標の庭」など、バラエティー豊かな本格推理五編を収録。意外な展開へ読者を誘う、入魂の傑作短編集。待望の文庫化。解説=戸松淳矩
「お弁当ぐるぐる」
「墓標の庭」
「カモはネギと鍋のなか」
「対(つい)の住処」
「赤い糸の呻き」
西澤保彦
(ニシザワヤスヒコ )1960年高知県生まれ。アメリカ・エカード大学創作法専修卒。第1回鮎川哲也賞最終候補を経て、95年『解体諸因』でデビュー。〈匠千暁〉シリーズ、〈神麻嗣子〉シリーズ、〈腕貫探偵〉シリーズや、『七回死んだ男』などSF要素のある本格ミステリで人気を博す。近著に『夢の迷い路』『沈黙の目撃者』『逢魔が刻 腕貫探偵リブート』『夢魔の牢獄』『偶然にして最悪の邂逅』などがある。