ミッシツサツジン

密室・殺人

小林泰三


在庫なし

定価:968円 (本体価格:880円)

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密室・殺人

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:398ページ
初版:2014年1月24日

ISBN:978-4-488-42013-0
Cコード:C0193
文庫コード:M-こ-5-3

装画:丹地陽子
装幀:藤田知子


内容紹介

傍若無人な探偵・四里川陣に命じられて、助手の四ッ谷礼子は雪山に建つホテルへ殺人事件の調査に赴く。彼女を待ち受けていたのは、密室から消えた死体の謎だった。カードキーでロックされ、更に衆人環視下に置かれた密室状況は、なぜつくられたのか? 遊び心あふれる論理の背後に張り巡らされた伏線が、異様な真相を導き出す。『大きな森の小さな密室』の著者が贈る、会心の本格ミステリ。



小林泰三

(コバヤシヤスミ )

1962年、京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」が第10回SFマガジン読者賞(国内部門)を受賞し、同短編を表題作とした2002年刊の短編集は、第22回日本SF大賞候補作となった『AΩ(アルファ・オメガ)』に続き、第23回日本SF大賞候補作となる。『天獄と地国』、『ウルトラマンF』でそれぞれ第43回、第48回星雲賞(日本長編部門)を、また、『アリス殺し』で2014年啓文堂書店文芸書大賞を受賞する。他に『大きな森の小さな密室』『完全・犯罪』『クララ殺し』『ドロシイ殺し』『ティンカー・ベル殺し』『殺人鬼にまつわる備忘録』『人外サーカス』『未来からの脱出』などの著書がある。2020年没。2021年、第41回日本SF大賞功績賞が贈られた。