判型:文庫判
ページ数:448ページ
初版:2008年7月31日
ISBN:978-4-488-29104-4
Cコード:C0197
文庫コード:M-ウ-8-4
装画:村上かつみ
装幀:矢島高光
ハロウィーンの夜、ゴミの山から幼い少年の死体が発見されたのを手始めに、デントン市内でまたしても続発する難事件の数々。連続幼児刺傷犯が新たな罪を重ね、15歳の少女は誘拐され、身元不明の腐乱死体が見つかる……。これら事件の陣頭指揮に精を出すのは、ご存じ天下御免の仕事中毒、ジャック・フロスト警部その人。勝ち気な女性部長刑事を従えて、休暇返上で働く警部の雄姿をとくと見よ! 警察小説の大人気シリーズ第4弾。
*読売新聞08年8月12日朝刊に、同紙文化部・佐藤憲一氏による紹介が掲載。
*第1位『週刊文春』「2008ミステリーベスト10」/海外部門
R・D・ウィングフィールド
英国の作家・放送作家。1928年生、2007年歿。ロンドン出身。フロスト警部を主人公とした警察小説シリーズで人気を博した。著作に『クリスマスのフロスト』『フロスト日和』『夜のフロスト』などがある。
芹澤恵
(セリザワメグミ )成蹊大学文学部卒業。英米文学翻訳家。訳書にウィングフィールド「クリスマスのフロスト」「フロスト日和」、ピータースン「幻の終わり」「夏の稲妻」、クラヴァン「真夜中の死線」、ウィルソン「リリアンと燃える双子の終わらない夏」など。