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1996年フランス・ミステリ批評家賞最優秀長編賞受賞
2006年英国推理作家協会(CWA)賞ダンカン・ローリー・インターナショナル・ダガー受賞
シシャヲオコセ
死者を起こせ
【CWA賞ダンカン・ローリー・インターナショナル・ダガー受賞】(2006年)
ボロ館に住む3人の失業中の若き歴史学者たち。中世専門のマルク、先史時代専門のマティアス、第一次大戦専門のリュシアン。隣家の元オペラ歌手は、突然庭に出現したブナの木に怯えていた。脅迫ではないか? 夫はとりあわず、3人が頼まれて木の下を掘るが何も出ない……そして彼女が失踪した。ミステリ批評家賞受賞の傑作。
*第8位「2003 本格ミステリ・ベスト10」/海外ランキング
フレッド・ヴァルガス
1957年パリ生まれ。シュールレアリスムの研究者を父に持つ二卵性双生児の姉妹の妹として生まれる。他に兄が一人。パリ大学で考古学を専攻した後、国立科学研究所の研究員となり、中世考古学の専門家として遺跡発掘や講演などの日々を送りながらミステリを書き始める。《三聖人シリーズ》と《警察署長アダムスベルグ・シリーズ》で仏語圏以外の国々でも多くの読者を獲得し、CWA賞インターナショナル・ダガーを四度受賞していることは特筆に値するだろう。ミステリの執筆活動のほかに、イタリアの政治犯のフランス亡命を支援したり、2019年には環境問題に関する警告の書 “L’Humanité en péril” を刊行し、本国フランスで話題を呼んでいる。