フレッド・ヴァルガス
1957年パリ生まれ。シュールレアリスムの研究者を父に持つ二卵性双生児の姉妹の妹として生まれる。他に兄が一人。パリ大学で考古学を専攻した後、国立科学研究所の研究員となり、中世考古学の専門家として遺跡発掘や講演などの日々を送りながらミステリを書き始める。《三聖人シリーズ》と《警察署長アダムスベルグ・シリーズ》で仏語圏以外の国々でも多くの読者を獲得し、CWA賞インターナショナル・ダガーを四度受賞していることは特筆に値するだろう。ミステリの執筆活動のほかに、イタリアの政治犯のフランス亡命を支援したり、2019年には環境問題に関する警告の書 “L’Humanité en péril” を刊行し、本国フランスで話題を呼んでいる。
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部下8人とのカナダ研修直前に、アダムスベルク署長は、かつて弟を巻き込んだ恐るべき事件にひきもどされる! ネプチューンの三つ叉槍で刺されたとしか思えない死体。フランスからカナダに舞台を移しても事件は彼を苦しめる!
元内務省調査員ケルヴェレールが三聖人と呼ばれる若き歴史学者たちの住むボロ館に連れて来たのは、連続女性殺害事件の最有力容疑者だった! CWA賞受賞シリーズ第三弾!
山村で狼の歯形の残る羊の死骸が次々に発見される中、巨大な歯形の残る農場経営者の遺体が。狼か、狼男なのか? 仏ミステリ界の女王によるCWA賞受賞の傑作シリーズ第二弾。
街路樹の根元に落ちていた犬の糞から人骨が……。疑念を抱いた変わり者の元内務相調査員の独自の調査に協力するのは中世専門の歴史学者マルク。〈三聖人シリーズ〉第二弾!
夜ごとパリの街路に青チョークで描かれる円。その中に置かれるガラクタ。しかし、ある夜、そこに置かれていたのは、死体だった。仏ミステリ界の女王の傑作シリーズ第一弾!
突然庭にはえたブナの木に怯えていた元オペラ歌手が失踪した。隣のボロ館に住む三人の個性的な若き歴史学者たちが謎に挑む。気鋭の女流が放つ仏ミステリ批評家賞受賞の傑作。
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