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巧妙に仕掛けられた数々の伏線が「小さな物語」を
とんでもない大きさに成長させる。これぞミステリの王道!
――田口久美子(ジュンク堂書店)
鎌倉の豪邸に住む資産家・竹宮家の書庫から発見された、『木蓮文書(マグノリア・ドキュメント)』。当主の娘である菜々花に依頼され、従兄の恭一が文書を読み解いていくと、第2次世界大戦中の昭和19年、海軍和平派と大学教授らが企てた終戦工作をめぐる内容だと判明する。
しかし、文書の解読と前後して、竹宮家の周辺では不審な出来事が相次ぐ。全ては『木蓮文書』を狙ったものなのか? やがて、事態は思いがけない方向へ……。文書に隠された秘密とは?
日本推理作家協会賞受賞作家による、圧巻の長編ミステリ!
戸松淳矩
(トマツアツノリ )1952年京都府生まれ。学習院大学卒。79年『名探偵は千秋楽に謎を解く』でデビュー。長い沈黙の後、2004年に大作『剣と薔薇の夏』を上梓し、 同書で第58回日本推理作家協会賞を受賞。 著作は他に『名探偵は九回裏に謎を解く』『名探偵は最終局に謎を解く』。